バイクの旅にはETC

財布の出し入れがスムーズにいかないバイクにこそほしい装備としてETCが挙げられます。止まることなく自動で通行料金を収受してくれる搭載機は、バイクで旅する際には必須アイテムと言えるでしょう。

バイク用のETCのタイプとしては、ハンドルに取り付けるアンテナ一体型と、本体のカードリーダーをシートの下にしまうことができるアンテナ別体型の2種類に分かれます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、それらを確認したうえで、自分の好きな方を選ぶと良いでしょう。

一体型のメリットとしては、価格と工賃が安めで取り付けが比較的楽なこと、配線が少なくて済むことなどがあげられます、反対にカードをとられやすく、操縦性が下がる、破損しやすいなどのデメリットがあります。別体型のメリットとしては、防犯性が高く、見た目がコンパクト、破損しにくいなどのメリットがあげられ、反対にデメリットとしては価格と工賃が高めで、配線が多い、収納場所が必要であることなどがあげられます。

カードは頻繁に出し入れするものではなく、もしも転倒した際には機器が簡単に壊れてしまう可能性もあります。一体型の場合にはアンテナを含むため、誤作動を防止するために設置位置に自由度がありません。そのためどうしてもハンドル周りに設置することになるでしょう。別体型の場合には設置場所を工夫することにより、その心配はなくなります。

ETC